エンゾがようやく帰ってきて、心落ち着けた日もわずか一日・・・ 翌日は裁判所へGO! ネガティブなエネルギーをシェアするのも申し訳ないので、重い話は書かないようにしていたら、この5年間ほぼアップできなくなってしまっていた。 このままではいつまで経っても前に進めないし、きっと私の普通じゃありえない体験談は誰かの役に立てると思うので、 これからはヘビーな話も全てをオープンに、楽しく書いてみることにした。 オアフ島西部、ワイケレを越して次の街「カポレイ」にある家庭裁判所。タラーン↓ できれば来たくないこの場所。 果たして何回目の出廷だろう・・・ 2012年に始まったエンゾの父子認定訴訟から、もう5年以上も続いていて、この2年間だけの書類でこんな↓ 電話帳2冊分くらいの厚さ。半分でこれ! 実は4年前、 ビザが切れるので一度帰国することにした。 その時日本がハーグ条約の加盟国でなかったため、子を誘致する可能性があるとされ、単独親権を共同親権にされてしまう。 それでもやれ一件落着、ようやく落ち着いてエンゾと日本で暮らせる!と思ったものの、数カ月毎に裁判所から呼ばれ、ハワイへ戻らないと逮捕状を出すという条件まで出され・・・ ビザの滞在期間が満了する頃にも、裁判所から出国を禁止され、 「あのぉ・・・延長可能期間も既に使い切ってしまったし、移民局は許可しないと思うのですが・・・」 と裁判官に言うものの、裁判所命令と一点張り・・・ ハワイにいなさいという、神からの命令?! 良いのか悪いのか・・・ この5年間、永住権と就労許可がないということから裁判所の取り決めで、毎週曜日が変わる面会に有無を言わさず応じなければならなく、エンゾは安定したスケジュールで学校へ行けず、私はキャリアを諦めなければならなかった。 これは本当に悔しく、経済的にも私達の生活を苦しめた。 けれどこれは子育てに集中しろという天からメッセージだと受け止め、エンゾと密着しながらシンプルライフを送り、それが私たちにとって最高の贅沢となった。 今回はエンゾの義務教育がスタートすることから、学校の選択、課外活動、そして面会日数の減少に至るまでの臨時命令を出してもらった。3ヶ月後にはまた公判だけど、これでひとまず一安心・・・ とりあえず、やっと普通の生活がスタート!
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